しがない小エビの住処

海の底からお送りしております。小エビが好きにしゃべるだけの場所です。

【出会いは】二次元のオタクがアイドルにはまった話【二度ありました】

こんにちは、ルカと申します。某タグをツイッターで見かけ、そういえば昔のブログが書きかけだったなあと思い出したので下書きから発掘したものに書き加えています。以下の記事自体は今年の一月に保存したものです。

 

以下、男性同士が接触する動画のリンク・サムネイルが含まれます。閲覧の際はご注意ください。

 

 

 

 

Mesemoa.さんというグループをご存知でしょうか?

MeseMoa.公式ホームページ

 

詳しい情報は公式サイトやTwitterを参照していただければと思います。(書きたいことも山ほどあるのですが、それはまたの機会にします)

 

私は沼に落ちてまだ半年ほどですが、こんなにも濃くてわくわくした毎日を過ごしたことはありませんでした。

 

長いようですぐに過ぎてしまった半年。私は地方住みの学生のため現場に多く行くことは叶いませんでしたが、過去の私とは縁もなかったキラキラした風景を確かにこの目で見ることができました。

 

それが薄れていってしまうのがなんだか寂しくて、半年前まで知らなかった彼らのことを今の私なりの言葉で残しておきます。

 

昨年を振り返ったら最後の最後にどうしてこうなったという構図が出来上がっていたので、ちょっと楽しくなって文字に残そうと思い立ったのがこのブログの始まりです。要するに八割くらいが自分用です。とある二次元オタクがMesemoa.という深い深い沼に落ちるまでの流れになります。

 

本当はプレゼンしたかったんですが力及ばず……

 

それでも好きっていう思いとか、気持ちはありったけたくさん込めたつもりです。こんなタイプの沼落ちもあるんだ~と気楽に見ていただければ幸いです。

 

 

私は物心ついた時からアニメやゲームが大好きでした。友達から勧められたサイトでボーカロイドを知ってからというもの、~してみた動画の世界にどっぷり浸かり始め。ソーシャルゲームブラウザゲームの存在を知った私はいろいろな世界に片足を突っ込んではレッツ沼ライフを繰り返していました。

 

長かった学生生活も終わりの年になった春。私は一本の動画に出会いました。それがこちら。

www.youtube.com

 

1stアルバムの収録曲であるShadow kissのMVです。そのサムネから衝撃を受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか。かくいう私もそうでした。

 

私はこの後、このMVと二度出会うことになります。一度目の経緯は忘れてしまいましたが、何かの検索に引っかかって表示された画像にえっめっちゃチューしとるやん…??えっ…綺麗…ほんとに三次元…??と興味を惹かれて画面をタップ。

 

URLがユーチューブなことに安心しつつ(海外のやばいサイトじゃないかとビクビクしてました)どうせラストだけでしょ…?なんて考えが甘かった。再生一秒後の二人とサムネの二人が違うことに気付いた時にはきっと沼が始まってた。今何が起きたん???を繰り返してたら動画が終わってました。

 

曲調が好きで、衣装や場所を含めた背徳的なMVの雰囲気も好み。でもそれだけでした。いい曲だなあ、また聴きたいな。そこで動画を閉じてしまったんだと思います。そこから次の出会いまで、私の世界に彼らはいませんでした。

 

二度目はそれから数ヵ月すぎた夏のことでした。節目をひとつ乗り越え、さて一息ついたと安堵していた折にふっとその存在を思い出したのです。

 

そういえばあの曲ってなんだったかな。タイトルとかユニット名とかは全然覚えてなかったけどすごく素敵だと感じた動画。うろ覚えの歌詞を検索にかけ、あの日見たサムネを見つけ出した私を全力で褒め称えたい。

 

このMV、私に人生初をもたらします。いわゆる一目惚れとか言うやつです。そう。

私はこのMVで初めて人間に一目惚れしたんです。

 

母があんなにもはまっていた数々の有名アイドルたちに落ちることもなく、曲だけを覚えてはコンサートに付き合うだけだった私が。彼らのDVDやCDを買い始めて両親から「人間に興味持ったなんて」と謎に困惑されるほどの私が初めて一目惚れしたのが、メンバーの一人である野崎弁当さんでした。

 

このあと彼について知れば知るほど驚きと魅力の茶推し沼に落ちていくわけですが、初見も同然の私は見分けるので精いっぱい。コメント欄から辛うじて情報を拾うも名前と顔すら一致せず、これは本当に名前なのか…?と二度見する始末。

 

人が多くて動きも多くて、どうにかこうにか覚えたメンバーを目で追いかけては数えきれないほどリピートボタンを押しました。

 

私は何も知りませんでした。彼ら自身のことも、歩んできた道がどれほどのものだったのかも。どれだけ大きな夢を叶えたのかも、この時はまだ何一つ。ただ、ただ、何の主観もなく純粋に綺麗だと思った。あの春の日に出会った時とは全然違って見えました。それだけはすごくよく覚えてます。

 

もともと音楽が好きで、ジャンル問わずにふらっと聴いて気に入った曲はCDを買ったりするタイプの人間でした。一度目の時もそうでしたが、この曲は私の中の何かに触れたみたいでしばらくの間は聞きっぱなしの流しっぱなしでした。(のちにhalyosyさんが作られていると知り、Blessingリアタイ勢だったので驚くと同時に納得したのですが)

 

当時私はニコニコ動画を中心に見ていたため(そちらにも動画が上がっていることは後から知りました)、おぼつかない操作で画面をスクロール。まず出てきたのはMuddy Waterと表示された暗いサムネの動画で、また興味を惹かれてタップ。

 

冗談抜きで鳥肌がぶわあってなりました

 

全身の毛穴開いたんじゃないかってくらいやばかったです。なんですかあのサビの破壊力。ずっと思ってましたけど高音キレイすぎやしませんか。ていうか真ん中の二人。そんな顔されたら涙腺緩いオタクすぐ泣いちゃいますよ。

 

片方が「あおいくん」だというのはすぐにわかりました。過去に何度か違う場所の動画に出演されているのを見かけたことがあったので、あの子ってここに所属してたんだ…!と自分の中で繋がりができたことがなんだか嬉しかったです。

 

この曲はやばい。落ちる。そう察したときにはすでにどこからか彼らが私の住む地域に来るという情報を手に入れており、即チケットを探していました。

 

行かなきゃと思った。曲もほとんど知らないのに、この人たちのライブに行きたいと思いました。今思えば、それもきっと彼らの不思議な力だったのかなと思います。初見だろうと新規だろうと、「ライブに行きたい」「行ってみたい」と思わせてくれる不思議な力。

 

奇跡的に地元公演のチケットを手に入れ、余裕もあったので友達を巻き込んで向かうことにしたのがすべての始まりです。

 

結論的に言うと、大号泣して帰ってきました。