完全燃焼。
こんばんは、ご無沙汰しております。普段はMeseMoa.さんのオタクとして日々を謳歌しております。ルカと申します。
こんな深夜にブログを書くのもどうかなと思ったのですが、平々凡々な人生を送ってきた私の中で、それなりに大きな時間を占めていたものについてほんの少しだけ文字に残させてください。
つい数時間前、私がひそやかに大好きだったグループが6人になりました。
私の中で彼らがどれだけ深く根を張っていたのか気付いたのは、彼らが今日、7人で最後の歌を歌ったときでした。赤いボーカルの彼がグループで歌う最後の最後の瞬間。不思議とその感情が、ストンと胸に落ちた気がしました。
ああ。私は、彼らが大好きだったんだな、と。
私自身は元々二次元寄りのオタクで、アイドルの世界には一切興味がありませんでした。むしろアイドルというものに否定的だった私とは逆に、興味があったのは母の方でした。昔からそちらのジャンルが大好きだったので、よくカーステレオでCDを流してくれていたのを覚えています。
環境柄、車での移動が多い学生時代でした。(今でも主な足は車です)
母もなかなかに気分屋なので、そのときは偶然周期が合っていたんだと思います。当時は携帯もなかったので、楽しみはカーステレオから流れる音楽だけ。その音楽が彼らだった。あとから思えば、私の青春とも呼べない学生時代は常に彼らとありました。
今でもゆるくBGM厨というか楽曲厨をしているのですが、誰の曲かも知らないのに「この曲好きだな」と思うことがたまにありまして。名前は知っているけどそれだけ。詳しく知らないけどこの曲は好きだなあ、と思って口ずさむ程度。
親子ともどもズボラな性格でしたので、同じCDをずっと流してるんですよね。そら覚えるわ。使う車も共有でしたので、巻き込まれた父も聞くようになって。いつしか家族全員が彼らの曲を知っていました。
アルバムも過去のものを探したりして、新曲が出たら買って。母に(半強制的に)新幹線に乗せられ、東京や大阪の大きなライブに行ったこともありました。そのときは本当に申し訳なくなるくらい興味がなかったのでノリが史上最悪だったんですけど、さすがは単純思考というか。
知ってる曲が偶然セトリに入ってて嬉しかった。物販で母がゲットしてきた使い方も分からないサイリウムも気付けば横のお姉さんたちに合わせて振ってました。
メンバー(自覚はありませんでしたがたぶんこの頃から水色さんが好きだったんだと思います)が目の前に来てこれは夢か?????と思ったし、銀テープが弾けて舞い落ちる中に自分がいることが信じられなかった。
思い返せばめちゃくちゃ楽しんでるんですよね。興味がないと言い張っていただけで。ステージで初めて聞いた曲が頭から離れなくて家に帰って大急ぎで探しましたし。(この現象はDDPでも見られました)(ちなみに前者はDye D?、water dropで後者はラキボ、Talkin‘ Bodyでした)
すぐそばにあるのが当たり前になっていました。
数年間、積極的に追いかけているわけではありませんでした。フットワークも軽い方ではなかったので、ライブに行くこともなかった。でもテレビに映ったら見てたし、相変わらず楽しそうに歌って楽しそうにしゃべって元気にスベってるなあと思って眺めてました。
深くはなく、でも決して浅くはなく。そんな関係でした。それだけでも楽しかった。すごく、すごく、楽しかった。
MeseMoa.さんを知って応援するようになって、アイドルが好きになって。この瞬間を迎えて、改めて思います。
大好きな人たちは永遠に目の前にいてくれるわけじゃない。変わってしまわないものなんてないんだなあ。
言葉にしてしまうととても悲しくなってきます。ぶっちゃけ考えたくなかった。あの空間から一人いなくなってしまう。時々ものすごいボケをして拾われなかったり、ボケどころを奪われたり、かと思ったらツッコミに回って笑ってるあの人が。あの歌声が、もう聞けない。
全然現実味がなくて、明日あたりまた7人で騒いでるのが見られるんじゃないかなあなんて考えてる私もいます。そんな訳はなくて、「6人の関ジャニ∞に期待してください」の言葉通り、明日起きた世界ではもう彼らは6人で進み始めているんだと思います。
大阪ロマネスク
しっとりした曲調と歌声が最高で不意に聞くと泣けてきて、行ったこともない心斎橋がすごく見てみたかった。私が知った時点でもそんなに新しい曲じゃなかったので、出会えたのが半分奇跡みたいな曲。1曲目がこの曲だと知ったとき、母と顔を見合わせて泣き笑いしてました。遥か遥か西の町から。出会ってくれてありがとう。
LIFE~目の前の向こうへ~
最後に選ぶ曲はこれだろうな、と漠然と思ってました。辞めちゃうって聞いてからこの曲を聴くことがなくて、もう演奏しながら歌ってるのが聞けないのかなって実は寂しかった。でも確信に近い何かを感じてました。私の中でいつのまに彼ら=この曲だと思うようになったのかは定かではないんですが、それだけこの曲を歌う彼らは印象的でした。いつだって魂を叫ぶような姿に見惚れていたんだと思います。
後から気付くことが多すぎるなと我ながら思うんですが、悔いはないです。嚥下したのはついさっきだけど、私は確かに彼らのファンでした。きっとこれからも。
なんでだよとツッコミが入りそうな程度には現場に行くことがなく、ゆるいスタンスでテレビを追うような私でもこの2曲が流れたときはもうダメでした。聞き慣れた曲で大好きな曲なのに目の前が滲んで息が苦しくて、微笑んだり泣きそうな顔で歌うメンバーを見ながら「私にとってはこれが最後なんだ」と思い知りました。
時間をおいて冷静になって、NHKでなぜか放送されてる巨人を見ながら今は驚くほどすんなりと受け入れています。ご本人さんが清々しく去って行かれたからでしょうか。母と娘でボロボロ泣きながらリアタイ視聴する日が来るとは思わなかった。犬猿の仲なのでちょっとした事件ですよ。
この調子だと思ったより引き摺らないかなあとは感じているのですが、ふとした瞬間にあ、もういないんだ。と思って寂しくなるやつだと思います。罪深いぜ……
言葉にするのは得意ではないので、簡潔に。
私は本当に何も知らないにわかもいいところなファンですが、私の知る関ジャニ∞と出会えて最高に幸せです。寂しいですよ。そりゃ寂しいです。あなたの歌声はいつだって心に直接響いてくるみたいで、どこにいても心臓一狙いにされてる気分だったもの。これからどんな風になるんだろうって思うことはあります。
でも、たとえ7人が6人になっても騒がしいことに変わりはないだろうし、なくなっちゃうわけではないから。形が変わっても変わらないものはたぶんあるんだよ~と9人組の彼らにも実況してる方にもいろんな人にも教えてもらったので、大丈夫。きっと大丈夫です。何ならいつかひょっこり顔を見せに来てくれないかなあなんて楽観的に考えてます。
込み入った事情は何一つ分からないのですが。
ありがとうございました。
どうか、振り返らずに歩み続けてくださいね。
気が向いたらまたお元気な姿を見せてください。
eighter!と叫んでくださって、本当に嬉しかったです。
乱文失礼しました。ぜんぜん簡潔になってないんですが。
余韻に浸りながら。おやすみなさい!!!!